Massa-Buck B, Amendola V, McCloskey R, Rais-Bahrami K.
Significant Correlation between Regional Tissue Oxygen Saturation and Vital Signs of Critically Ill Infants.
Front Pediatr. 2017 Dec 21;5:276. doi: 10.3389/fped.2017.00276. PMID: 29312908; PMCID: PMC5742570.
背景
- NIRSを用いて、NEC, IVH, PVLといった新生児の疾患のモニタリングもできる。
- バイタルサインとの関連はわかっていない。
要点
- 単施設、5kg未満、動脈ラインのある患者、22-42週で出産、NICU入室
- 右上腹部と右前頭部でNIRSを装着。60秒毎の平均とバイタルとの関連を評価。
- 28,000-31,000のペアデータ。StO2とMBP、StO2とMBPに関連あり。脳と腹部それぞれのoxygen extractionは、MBPと関連。
注意点
- 先天性心疾患のある患者は除外されており、シャントや動脈血酸素飽和度の低い場合、酸素供給量が少ない場合のこれらの関係性は不明。
- 一人当たり複数回のペアデータがあり、それらを独立として解析しているため、バイアスがかかる。
- データ数が多いため、rは小さくても有意になりやすい。実際、殆どのrは0.05-0.3程度と、相関というにはかなり低い。
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